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NSK-Nakanishi Japan

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TURBINES

Ti-Max Z エアータービンのカートリッジ交換方法

S-Max M micro カートリッジ交換方法

S-Max M900/M800 カートリッジ交換方法

ハンドピースの注油

エアタービンやコントラアングルを長く上手に使うための一番の方法は、日々の念入りなオイルメンテナンスです。特にベアリング部分の磨耗の防止と汚れの付着による不良を防ぐためには、絶対に欠かせません。オートクレーブ滅菌をされる前には必ずオイルメンテナンスを行ってください。

  • タービンの回転が上がらない
  • ハンドピースが発熱する
  • 振動や音が大きくなった気がする
  • 芯ブレが出てきた

などの症状を未然に防ぐために。

注油時のチェックポイント

部位ごとに注油を行っていますか?

  • エアーと水の回路にだけ注油していれば良いというわけではありません。ヘッド部分、チャック部分への注油も確実に行いましょう。
    また、分解できる場合はできるだけ分解して、それぞれの部位に注油を行ってください。特にポリッシングに使用しているハンドピースは、ペーストなどがヘッド部分に入り込んでしまうこともありますので、使用後すぐの通常よりも丁寧な洗浄・注油が効果的です。

注油後に余分なオイルを抜いていますか?

マイクロモーターに接続するストレートハンドピースやコントラアングルハンドピースは、注油後すぐに接続しユニットのハンドピースホルダーに立てると、ハンドピース内に残った余分なオイルがマイクロモーターに入り込み、マイクロモーターのトラブルの原因になります。注油の済んだハンドピースはマルチスタンドを用いて垂直に立ててしばらく置くか、またはケア3プラスのエアーブロー専用キーを使って内部の余分なオイルを抜いた後、マイクロモーターに接続して約30秒間回転させてください。 この時ハンドピース先端より余分なオイルが出てくる場合は、ハンドピースをよく拭き取りオイルが出なくなるまで回転させてください。先端からのオイルが歯面に付着した場合、歯面清掃や補綴物の接着などの際に適切な治療効果が得られない場合もありますので注意が必要です。

※超音波洗浄可能な製品に関しては、注油前に超音波洗浄を実施することをお勧めします。詳しくは、製品の取扱説明書をご参照ください。

  • 30分以上の連続使用の場合には、治療の合間にも注油が必要です。また、オイル飛散を防ぐためにスプレーミスト吸収パックをご使用頂くことをお勧めします。

エアータービンへの注油

  • 1.タービン本体をカップリングジョイントから取り外します。
    2.スプレーの先に各社仕様のノズルを押し込みます。
     ・スプレーノズルがしっかり装着されないと、オイルがスプレー缶側に出てしまうことがありますので確実に押し込んでください。
     ・パナエアー /パナエアーΣ / パナMAXへの注油はPA用ノズル(パナスプレープラスに付属された三角形状のノズル)をご使用ください。
  • 3.ノズルをタービン本体後部(カップリング゙側)に差し込みスプレーします。
     ・ヘッド先端部よりオイルが勢いよく噴出するのを確認してください。
     ・ヘッドから出てきたオイルが汚れている場合は、汚れたオイルが出なくなるまで注油を繰り返してください。
     ・チャックは週1回程度のメンテナンスが必要です。

コントラアングルへの注油

  • 1.コントラアングルをモーターから取り外します。
    2.E-タイプノズルをしっかりと押し込みます。
     ・ノズルを引っ張ってはずれないことを確認してください。
    3.ノズルをコントラ後部より差し込みスプレーします。
     ・コントラがガスの圧力で飛び出さないようにしっかりと押さえてください。
     ・コントラの先端からオイルが出てくるのを確認してください。
     ・ヘッドから出てきたオイルが汚れている場合は、汚れたオイルが出なくなるまで注油を繰り返してください。
     ・チャックは週1回程度のメンテナンスが必要です。

プロフィー用ハンドピースの注油方法

  • 当社のプロフィー用ハンドピースは、スクリュー軸取り付け部からのオイル滴下によっても十分な注油が行えるように軸受け部と歯車の部分に開口部があります。パナスプレープラスで注油する場合は、この開口部からオイルが出てしまうので、 ラバーカップ等を取り付けてから注油を行うとより高い洗浄効果が期待できます。

ハンドピースの注油方法(自動メンテナンスシステム)

注油方法

iCareは、ハンドピースのタイプに応じて適正な注油量をプリセットされていますので、下記手順に従って注油を行って下さい。

Step1.

  • ハンドピースからバーを抜いて正しく接続し、バー挿入部分をドア側に向けた状態でドアを閉めます。

    注1)ストレートハンドピースの場合は、必ず付属のテストバーを取りつけ、チャック開閉リングをロックしてからジョイントに接続して下さい。
    注2)インプラント用またはサージカルハンドピース、エアースケーラー、およびパテラスエアーモータは各製品の取扱説明書に従って注油を行って下さい。

Step2.

  • 接続したジョイントの選択ボタンを押し、ジョイントLEDを点灯させます。
    注油後の余剰オイルを排出する為のエアーの噴き出し時間をS、M、Lからモードを選択します。

Step3.

  • Step3.
    スタートボタンを押して、注油を開始させます。
    注油が終了すると、「ピー」という通知音が鳴り、ジョイントLEDが消灯します。

チャック内の清掃

  • チャック内の清掃は、少なくとも週に一度は行って下さい。

    1. チャック清掃用ノズルをジョイント"4"に接続し、ロックするまで挿し込みます。
    2. チャック清掃ボタンを押して、チャック清掃LEDを点灯させます。
    3. ハンドピースのバー取り付け穴をチャック清掃用ノズルの先端に合わせ、手で保持します。
    4. スタートボタンを押すと、清掃を開始します。
    5. 清掃が終了すると、「ピー」という通知音が鳴り、チャック清掃LEDが消灯します

水詰まりへの対処

水詰まりへの対処

  • タービンやコントラの注水量が不十分だったり、一定でない、霧状にならない、あるいは全く水が出ないなどといった注水不良が起きた場合は、まず下記のポイントをチェックしてください。
    • 注水量が不十分
    • 注水量が一定でない
    • 注水が霧状にならない
    • 全く水がでない

水詰まりしてしまった時は?

水詰まり箇所の特定

1. ホース

  • タービンを外し、ホースから適正量の水が供給されているかを確認してください。もし、これで水が出なければホースかユニットの水供給回路に原因があることがわかります。

2. カップリングジョイント

  • ホースにカップリングジョイントを取り付けて運転してみてください。もしこれで適正量の水が出なければ、カップリングに原因があることがわかります。

3. タービンボディー

  • タービンヘッドからカートリッジを外した状態で、カップリングに取り付けて運転してみてください。もしこれで適正量の水が出なければ、タービンボディー本体に原因があることがわかります。

4. カートリッジ

  • 3.の状態で適正量の水が出ている場合、カートリッジに原因があることがわかります。

カートリッジの注水ノズルの水詰まり解消方法

  • ヘッド部分の注水ホールから均等に水が出ない場合は、カートリッジの注水ノズルの詰まりが原因であると思われます。

    1.ヘッドキャップを外し、カートリッジを取り出します。
    2.ブラシ後部に付いているノズル掃除用針を取り外し、注水ノズルへまっすぐ差し込みます。

    ※斜めに入れたり、無理にねじ込んだりすると、注水穴が変形して、正しい角 度で水が噴射しなくなることがあります。また市販のファイル等を使用する と穴の形状が変わり、正しい方向にスプレーされなくなることがありますの で、必ず付属のノズル掃除用針を使用してください。

  • 3.ノズル掃除用針が上段の溝(チップエアー溝)まで達しているのを確認し、専用ブラシでその部分のゴミを取り払ってください。
    4.バー側からシリンジなどを使用してエアーブローしてください。
    カートリッジをヘッドに装着する際は、Oリングが正しくセットされていることを確認してください。

    ※タービンおよびカップリングジョイントの水詰まりの際は、修理品として"販売店"にお渡しください。

当社エアータービン導入時に注水量が不足していると感じるお客様へ

当社エアータービンは水とチップエアーが内部で混合してスプレー状態になります。もしチップエアーの圧力が水圧より極端に高い設定になると、エアー圧により水を押し戻し注水量が不足します。その際はチップエアー圧の調整を行ってください。より確実に調整する場合はマルチゲージを使用することをお勧めします。

チャックのトラブル解消

  • お使いのハンドピースで、バーが抜けやすい、バーが抜けなくなった、芯ぶれが出るなどの症状のある場合は、チャックの磨耗や汚れが原因の可能性があります。

バー抜けを防止するために

チャック不良は、メンテナンス不足によるチャック内の汚れが原因となることが多く見受けられますが、それ以外にも、次のような点にご注意いただくと、チャックの磨耗を最低限に抑制することができます。

1. バー選定時のご注意

バーの選定の際には、バーメーカーで指定する許容回転速度をご確認の上、指定回転速度を超えないようご注意ください。

  • 特に、タービンや増速コントラなどを高速回転でご使用になる場合には、バーメーカー指定の許容回転速度に合わせて選択してください。掘削刃部の大きいカーバイトバー等では、回転速度と切削抵抗との関係で、切削負荷がチャックの把持力を超えて抜けやすくなる場合があります。
  • ミニヘッドにロングタイプのバーを装着する場合も抜けやすくなります。ミニヘッドには、ショートシャンクバーをお使いください。
  • シャンク部のやせたバー、曲がったバー、刃に欠けのあるバーを使用すると、抜けやすくなるだけでなく、ベアリングの耐久性にも影響を及ぼします。

2. バー装着時のご注意

    • バーのシャンク部分に、ごみや切削粉等の異物が付着したまま装着すると、内部に蓄積した異物の影響でチャックの動きが悪くなり把持力が低下します。バーを装着する際は、取り付け前にシャンク部分をガーゼなどできれいに拭いてから装着してください。
    • タービンや増速コントラにバーを装着する際は、確実にバーが突き当たるまで挿入してください。バーの浅咬みはバーの飛び出しにつながり非常に危険です。
    • バーの装着時には、バーを押し引きし、バーが確実に装着されたか確認してください。ナカニシのエアータービンまたは増速コントラ用プッシュボタン式チャックは、使用前に押し引きする事により、使用開始時から安定したチャック把持力を得る事が出来ます。

3. 使用中のご注意

カーバイトバーなどを装着し、引く方向に動かして使用する場合、バーのエッジがかかり、抜けやすくなることがあります。また振動により、バーが浮いた状態になり、その状態で引く方向に力が加わると抜けやすくなる場合があります。

  • 使用中にプッシュボタンが押されないようにご注意ください。
    • プッシュボタン式ハンドピースをご使用中、口腔内で歯牙や頬側部にプッシュボタンが当たり押されると、タービン内の回転軸とプッシュボタンの内側が高速で接触するため摩耗してしまいます。そのためプッシュボタンが、チャックを開くだけのストロークが取れなくなりバーの取り外しが困難になります。これはバーが外しにくくなるばかりでなく、接触時の摩擦熱によるやけどの恐れがありますので、注意してください。また、バーの交換時、タービンが完全に止まらないうちにプッシュボタンを押して止めると、プッシュボタンの内側の摩擦につながり、バーが外れにくくなります。その他、空回しをしながらオイル抜きをする際にもプッシュボタンを押さないように注意してください。
    • コントラバーを使用するプッシュボタンタイプハンドピースの場合、バーがラッチ部分に完全にかからない状態で使用すると、バーの上部段差がラッチ部分に噛み込んで抜けなくなる事があります。バー装着の際は、 バーを差し込んでから回転させ、半月部分が合う位置を探し、一段落ちこんでからさらに押しこみロックさせます。この場合も使用前にバーがロックされている事を確認してからご使用ください。

チャックのメンテナンス方法

チャック内にゴミがたまると、把持力が弱まったり、ぶれなどを起こし、バーが曲がったり抜けたりする危険性があります。汚れによるチャック不良を最低限に抑えるために、下記の要領で定期的なメンテナンスを行ってください。

技工用モーターハンドピースのチェックのメンテナンス

    • チャックを取り外し、チャックのみを超音波洗浄やスチームクリーナーにより清掃します。
    • チャックを取り外し、チャックのみを超音波洗浄やスチームクリーナーにより清掃します。
    • ハンドピースのチャック挿入部も綿棒などで清掃してください。エアーブローは絶対に行なわないでください。ベアリングへ切削粉などが入り込み早期摩耗や発熱の原因になります。

エアータービン メンテナンス動画